手塚治虫先生を尊敬しており、自分の絵柄の根底には手塚治虫先生の影響が強く有ります。全展は写生画の会と言う事で、入会当時自分が「浮く」事を心配した東京支部長の佐藤先生が、当時代表だった山内白葉先生に平賀に写生画を描かせるべきかご相談なさったそうです。
「あれはあれで面白いから、やらせてみたらどうだ。」と言う事で、自分は自分のペースで描き続ける事が出来ました。有難い事です。初めて銀座で個展を開いた際に、「ここまで来るのは、並大抵では無かった。」と言って佐藤先生は涙ぐんでくださいました。
その後も描き続けて来られた事に感謝しております。